PHP,Apacheともソースからコンパイルし、インストールします。
今回インストールするPHPのバージョンは4.2.3です。ちなみにApacheは2.0.43です。
Apacheのインストールの仕方は
こちら
--with-apxs2=/usr/local/apache2/bin/apxs
は、Apacheに動的にモジュールを組み込むために指定しています。
Apache1.xにインストールしたい場合は、
--with-apxs2=/usr/local/apache2/bin/apxs
を
--with-apxs=/usr/local/apache/bin/apxs
としてください。
--with-pgsql
は、ポストグレスを使うために指定しています。
--enable-mbstring --enable-mbstr-enc-trans
は、マルチバイト対応関数を使うために指定しています。
--enable-trans-sid
は、クライアントがクッキーを無効にしている場合、セッションを自動的にURLに付加します。
あとはApacheの設定ファイルに(httpd.conf)以下の行を追加します。
AddType application/x-httpd-php .php
Apacheを再起動し、次のPHPファイルを読み込ませてみます。
ファイル名 info.php
<? phpinfo( ) ?>
このように 表示されたら、完了です。(書いてある詳細は上記のconfigureの設定とは違います。とりあえず、表示されるかどうかだけです)
コマンドライン型のインストール
CGIとして動かしたい場合や、シェルからコマンドで使いたい場合にコマンドライン型でインストールします。
$ tar -zxvf php-4.2.3.tar.gz
$ cd php-4.2.3
$ ./configure --with-pgsql --enable-mbstring --enable-mbstr-enc-trans --enable-trans-sid
--enable-force-cgi-redirect
$ make
$ su
# make install
--enable-force-cgi-redirect
は、直接URLからPHPを呼び出すことを禁止します。