DirextX7への移行

DirectXも5,6・0、6.1とバージョンアップしていまや7・0になりました。
7.0には便利な機能がたくさんあるので、この辺で7・0に乗り換えることにします。

乗り換えるのに必要な手順としては、

1 DirectX5SDKを削除する
2 DirectX7SDKをインストールする

Direct7SDKの入手法は、雑誌の付録をGET,マイクロソフトのHPからダウンロード、DirextX7の解説本(CD付き)からGETなどです。

注意が必要なのは私のようにVCの中に直接DirectXのインクルードファイルやライブラリファイルをぶち込んでいる非常識な人の場合です。

ちゃんと削除しておかないとそちらのライブラリを先に見に行くので、あるはずの関数がないとか、あるはずの定数名がないとか、いろいろ問題が発生します。

移行した後のビルドで「外部参照が解決されていない」というようなエラーが出る場合は、ヘッダファイルとインクルードファイルがちゃんと設定されているか確認しましょう。
インクルードファイルのディレクトリ設定は以下のとおり。なぜかMSSDKのパスを一番上に持ってくる必要があります。ずりずりとドラッグしてください。(これはウチのマシンのVCの中にDX5のファイルが残っているせいかもしれない)あと、一応MSSDKのIMサンプルにもパスを通しましょう。



同じくライブラリファイルのパス指定です。



これでちゃんとビルドできるはず。

IMとRMについて

プログラム言語にたとえるとIMはアセンブラ、RMはベーシックだそうです。
バリバリにチューンするプログラマは、IMでロボットを動かすと。RMはとりあえず遅くても良いから動かしたい人向き。RMで作っていた人がその遅さと細かいことができないのに嫌気がさしてIMに行くようです。

しかし、マシンスペックとDirtectXの進化速度からみてどちらも大して違わなくなるのは時間の問題でしょう。