ヘルプの使い方
ついでに初めてのコントロールを使うときにどういう手順で使い方を知るかを
説明します。
スクロールバーというモノがある、という知識は必要です。
大体ウィンドウズのアプリで使われている部品はたいていそろっていると
考えてよいでしょう。
で、コントロールのウィンドウに無ければパレットに乗っていないコントロールを追加します。
プロジェクト >> プロジェクトに追加 >> コンポーネントおよびコントロール >>
DeveloperStudioComponentを選択します。
中にあったらめっけもの。
次にヘルプを開きます。
ある程度プログラムをやっていると、スクロールバーはきっとつまみの位置を持っていて
それを取得するメンバ関数がある、と見当が付きます。
始めはキーワードを使います。
キーワードで出ない場合や、サンプルコードがほしい場合に検索を使います。
ヘルプでスクロールバーですが、たいていの場合はクラスになっているので頭にCを
つけて
CScrollBar と入力します。
すると、いくつか項目が出てくるので、そのなかの クラスメンバを選びます。
コントロールの持っている機能は、ここから見渡すことが出来ます。
そこを選択すると、予想どおり、
GetScrollPos スクロール ボックスの現在位置を取得します。
というのがありました。
そのほかにも使えそうな機能がありますね。
個々のメンバ関数の使い方はそのリンクをクリックすればわかりますね。
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ではスクロールバーをつけてみます。
コントロールからスクロールバーの水平、垂直を選んで一つづつFormに
置きます。
下と右側にしましょう。
クラスウィザードを起動してIDC_SCROLLBAR1、2がある事を
確認します。
1を選んでメンバ変数を追加します。
メンバ変数名は、m_Scb1にしましょう。
たての方は m_Scb2 にします。
カテゴリは、両方ともコントロールを選択します。
OKを押します。